鳴門産すじわかめ の魅力とおすすめ調理法

「すじわかめ」はわかめの葉と葉の間の筋の部分のこと。
近年まで海にそのまま廃棄されることも多かった部位なので、エシカルな食材としても注目されています。
廃棄するにはもったいないくらいおいしく、独特のコリコリとした食感がやみつきになります。

鳴となるのくきわかめは鳴門海峡の渦潮でもまれ育っているため、歯応えがあり、緑あざやかな磯の香りがいっぱい!
食物繊維が豊富で、カルシウム、鉄分、ビタミン、ミネラルといった美容と健康に必要な栄養もたくさん含まれます。

調理方法

①使用する分量を取り出して水洗いする。
②ボウルにたっぷりの水をはり、30分〜1時間程度浸す。その間2,3回水を交換する。
③水切り後、適当な大きさにカットする。

おすすめ料理

サッと茹でてポン酢で食べても良いですが、
きんぴら、炒め物、和え物、海鮮サラダ、酢の物、炊き込みごはんなど幅広い料理にもご利用いただけます。
我が家では特に佃煮、おでんの具にするのが鉄板メニューです!

【すじわかめおでん】
結んだすじわかめは見栄えも良く、楽しく食べられます✨

【すじわかめのペペロンチーノ風】


<材料(2〜3人前)>
・塩蔵すじわかめ125g目安(塩抜き後100g程度)
・ニンニク1かけ※代用すりおろしニンニク4g
・韓国唐辛子1g 小さじ1
・顆粒だし1g
・塩 適量

<作り方>
①すじわかめをザルとボウルを重ねた中に入れ、流水で水をかけながら揉みながら塩を洗い流す。
5回ほど繰り返したら、真水に5〜10分ほど漬けておき、端をカットし味見をして塩分をチェックする。
しょっぱいと感じたらもう一度新しい水に漬けておく。

②1をザルでしっかり水気を切り、まな板の上で包丁を引くようにして斜めに長さ3.5cmぐらいにササ切りにカットする。

③フライパンを中火で熱し、オリーブオイルを入れたら弱火にしスライスしたにんにくを入れ、じっくり香りを出すように加熱する。
箸で触りながら全体にきつね色になる少し前に火を止め、先に②次に顆粒だし、韓国唐辛子を加え(※すりおろしニンニクの場合はここで加える)、フライパンを中火にサッと短時間で炒め合わせる。
すじわかめは生でも食べられらので全体に馴染めばOK!

④味見をして塩気が足りなければ足す(塩抜きの加減でそれぞれ)。
さいごに盛りつければ、ごはんのお供に、アルコールのアテにもぴったりです。

また、韓国唐辛子は辛味が少なく香りと彩りに入れていますので子供さんでも食べやすいです。
辛くしたい方は、ニンニクを増やすのもコツ!

キノコやパスタを足してボリュームアップアレンジもおすすめです。

【すじわかめの食べるラー油風】

<材料(2〜3人前)>
・すじわかめ(塩蔵) 300 g ※塩抜き後、水気をしっかり切った状態
・フライドオニオン 40 g
・白ごま 10 g
・韓国唐辛子(粗挽き) 小さじ 1 ※お好みで量は調整。辛さよりも色と風味をプラスします。
・醤油 50 g
・ごま油 50 g
・砂糖 15 g
・ラー油 大さじ 2〜3 ※市販のラー油をご使用ください。

<作り方>
すじわかめを水に浸けて十分に塩抜きし、ざるにあげて水気を切る。
さらにキッチンペーパーなどで水気をしっかり拭き取り、細かすぎない程度(約5mm幅)に刻む。

フライパンにごま油(分量外:大さじ1程度)を熱し、1を入れる。
中火で水分を飛ばすように3〜5分炒め、コリコリとした食感を際立たせる。
炒め終わったら火を止め、バットなどに取り出して粗熱を取る。

③ボウルに醤油、ごま油、砂糖を入れ、よく混ぜて砂糖を溶かす。

④ 2フライドオニオン白ごま韓国唐辛子を3.のボウルに入れる。
最後にラー油を加え、全体を均一によく混ぜ合わせる。

⭐︎清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で半日〜1日ほど寝かせると味が馴染み、より美味しくなります。

【すじわかめのナムル】